虹ケ浜のシャボン玉おじさん

8月31日夕方 令和初めての夏休み最終日のこの日は秋雨前線のお休み日で 久々の晴れの日。

Tシャツ一枚で丁度心地よい気温 白砂の虹ヶ浜には浜辺の草を僅かにそよがせる海風が吹いていました。6時開始とのことで、20分程前に到着すると、もう浜辺沿いの道には車がズラッと止まっています。急いで松林を抜けると、賑やかな子供の歓声に載って もう無数のシャボン玉が暮れかかる空を舞っています。その様子はまるで青い海の中を大きなシャボン玉の泡が次から次へと流れているようでもありました。

と、目の前に青色に輝く不思議なサッカーボールのようなシャボン玉が。隣のお嬢さんもスマホで激写しています。

子供たちは裸足でサラサラの乾いた砂浜を走り回って、夢中でシャボン玉を指で突いて割れるたびに歓声をあげています。お父さん達は上を流れるシャボン玉の群れに触れるように何度も何度も子供を高く抱き上げています。

シャボン玉液が入った四角の容器の傍には、先に長い紐がついたシャボン玉を作る竿がおいてあり、大きな子も小さな子も長い行列を作って 大きなシャボン玉つくりに次から次へとチャレンジしています。 そんな楽しい様子を見ているうちに少しづつ日が暮れて夕焼けになり、シャボン玉も黄金色に染まります。

やはり、見事なシャボン玉を飛ばせてくれるのは、シャボン玉おじさんで 歓声も一段と大きくなり 輝くシャボン玉が天の川にように空を流れフッと消えて行きます。

秋の長雨の合間 気持ちの良い宵闇に包まれ 楽しいひと時を過ごしました。

シャボン玉おじさんに感謝しながら虹ヶ浜を後にしました。

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