タンポポは春まだ浅いうちから野辺でよく目立黄色の花をつけています。この花を目にすると子供の頃の春のときめきを感じます。だれだったでしょうか、もう何十年も前のことなのに、白い綿毛に息を吹きかけ一緒に飛ばして遊んだ記憶が昨日のことのように蘇ってきます。
タンポポは遅起きで早寝です。日の光が翳ると直ぐに花を閉じてしまいます。この日は曇りだったので朝の8時過ぎだというのにまだ半分寝ぼけ顔でした。
今年の春は、いつもの年にましてタンポポの小さな群落があちらでもこちらでも鮮やかな黄色で目を引きます。一株で十以上の花をつけた株が珍しくないのが不思議です。
穏やかな春の光が遊んでいるようなそんな光景が初めて撮れました。